近所探検が好きです。
行き先も決めずに、テキトーにテキトーに私の相棒の自転車にまたがって道を行く。
ときには、歩きで。
さびれた商店街で頑張っている八百屋さんなんかを見ると、ホッとする。
犬に引っ張られている子供を見ると、思わず笑ってしまう。
空き缶をいっぱいのせて自転車をこぐホームレスさんを応援したくなる。
炎天下、暑さに負けずにお弁当を売っているおばちゃんはパワフル!
毎日お地蔵さんに手を合わせるおばあさんは何を思っているのだろう。
きれいな格好をした女の人を見ると、これからデートかな?とか。
人間観察(?)なんかもしながら道を行く。

咲く季節を勘違いしたのか、皆より出遅れてシロツメクサが咲いていたり、
アスファルトに負けじと、名も知れない雑草が芽を出していたり。
スダジイの花が舗装の目地に詰まってきれいだったり、
雨上がりにしずくがついたクモの巣がキラキラしていたり、
コケの緑色がきれいだったり。

そう思うと、雨だって、落ち葉だってすごくステキな存在に思えます。
こうゆうのを見ると、幸せな気分になります。
そんな些細な、ちっちゃなことが気になります。
大阪府立大学大学院緑地計画学研究室 曽根佳恵